政治

安倍昭恵夫人が担がれる否定一転の「電撃出馬」と「アッキー新党」結成

 アッキーは補選に出馬するのか否か──。いま永田町界隈では、安倍元首相が凶弾に倒れたことによる衆院山口4区の衆院議員補欠選挙で、昭恵夫人が出馬するのかどうかが大きな関心事になっている。自民党関係者が言う。

「昭恵夫人は安倍氏の告別式後、葬儀へのお礼を込め7月21日に自民党本部での安倍派総会に出席した。その際、派閥幹部と会い補欠選挙に自身は出馬しない考えを伝えたという。しかし、それで一件落着とはいかない。何しろ子供が授からなかった安倍家だけに、昭恵夫人が『出馬しない』となれば安倍家はそこで終わってしまう。父親の自民党元幹事長・晋太郎氏から受け継がれた安倍家DNAを簡単に終わらせることは難しい」

 となると浮上するのは、安倍家に養子を迎え、その養子を補選に擁立する案だ。山口の自民党県議が言う。

「以前から養子候補として挙げられてきたのは、晋三氏の兄の長男、弟・岸信夫防衛相の長男と次男です。しかし、うち2人は政治にまったく無関心。唯一望みのあるのが岸防衛相の長男、信千世氏だ。慶応大学卒業後、フジテレビに入社し記者として活躍していたが、20年に退職し父の秘書になっている。ただ、信千世氏は父の体調が今一つすぐれないため、その後継を担う可能性が高い。となると安倍家は養子候補も厳しい」

 そしてこう続けるのだ。

「補選候補は地元じゃ昭恵夫人しかないともっぱら。元首相が現役時、国内外を公務で駆け巡る中、選挙となれば昭恵さんが地元に張り付き議席を死守してきた。バラバラになりそうな安倍派、保守派を結束させるジャンヌダルクも彼女しかいない」

 地元の女性市議も言う。

「次の総選挙で山口県は定員が1減の3議席になりますが、昭恵さんならぶっちぎりで当選ですよ。あのキップのよさと笑顔は、山口から消しません」

 その一方で無党派層からは、こんな声もあがる。

「この際、山口などではなく昭恵さんが日ごろ唱えてきた無農薬農業や医療用大麻の活用などの推進を軸に、独自で国政に進出して欲しい。彼女は『アッキー新党』でも勝てるパワーがありますよ」

 山口補選は来年4月の公算が大きいとされるが、いずれにせよ昭恵夫人が出馬するか否かを含め、二転三転ありそうだ。

 (田村建光)

カテゴリー: 政治   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」