8月11日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、この日のレギュラーコメンテーター・岩井志麻子氏がこう嘆いた。
「最近、藤井風さんとか桜井日奈子さんとか、爽やかな美男美女の、好感度高めの岡山県民が出て来ちゃって…。それまで岡山県民と言えば水道橋博士とか私みたいなヤバイおっさんおばさんのものだったのに、困るんだけど」
岩井はこれまで「岡山の男性の初体験は全員ヤギなんですよ」などと、番組の中でたびたび岡山の自虐ネタで笑いをとっていた。それだけに岡山がメジャーになるのが不満らしい。
確かに、昨今は岡山県出身者の活躍が目覚ましい。藤井風や桜井日奈子のほかにも、女子プロゴルファーの渋野日向子や、オリックスの山本由伸投手などなど。
その中でも圧倒的に目立っているのが、お笑い芸人だ。
飛ぶ鳥を落とす勢いの千鳥のノブと大悟の2人を筆頭に、東京ダイナマイトのハチミツ二郎、見取り図のリリー、東京ホテイソンのたける、ウエストランドの井口と河本、空気階段の水川かたまり、蛙亭の中野周平、かが屋の加賀翔など、そうそうたる人物が岡山県出身なのだ。
さらには、次長課長の井上と河本や、プラン9の浅越ゴエ、ブルゾンちえみ(現・藤原しおり)、ワハハ本舗の梅垣義明、漫談のぴろきも、みな岡山県出身だ。
かつての「B&B」の鉄板ネタでは、広島出身の洋七が、岡山出身の洋八をバカにして笑いをとっていたものだが…。
(堀江南)