8月22日に行われた夏の全国高校野球の決勝戦は、宮城の仙台育英高校が山口の下関国際高校に8対1で勝利し、初優勝。同時に、東北勢で春夏を通じ、初となる快挙を成し遂げたが、その裏で仰天の事態が起きていた。スポーツライターが説明する。
「実は仙台育英のものと思われるチアリーダーのユニフォームが、ここ数日の間に有名オークションサイトに出品されていたんです。商品名はそのまま『仙台育英 チアリーダーユニホーム』。説明欄には『仙台育英チアのユニホーム一式セットです。3年間使用し、その後大切に保管しておりました』と綴られています。商品内容としては『ユニホーム上 ユニホーム下 インナー アンダースコート リボン 仙台育英タオル×2(1枚未使用) やや傷や汚れあり』とあり、それぞれの写真が掲載されている。この出品には40件の『いいね』が付き、すでに『SOLD』状態になっているのですが、なんと28万5000円の即決で落札されています」
仙台育英高校の試合では、中継でアルプススタンドの応援団が映されるたびに、ネット上で「チアリーダーが可愛い」と評判にはなっていたが、まさか使用済みのユニフォームが売られていたとは…。スポーツライターが続ける。
「あたかも本人が着ていたような説明が書かれていますが、そこはいくらでもごまかしようがあるため、卒業生が直接売りに出したとは限りません。ただ、レプリカや偽物とは考えづらいでしょうね。ちなみに昨年5月にも、別のオークションサイトで同校のチアユニフォームが出品されており、この時は50万円で落札されています。出品禁止の類ではなく、売るのも買い取るのも自由ですが、今回の件ではカテゴリー付けが『コスプレ』であることや、高額ぶりには違和感を覚えますね」
落札者はいったい何に使用するのか。