「知らなかった」「今後は一線を画す」「明確に覚えていない」──。
旧統一教会問題の関係を追及され、政権与党の閣僚から飛び出したのは、まさに言い訳まみれの迷言ばかり。選挙支援を受けた無節操な議員を待ち受けているのは、教団による報復だと、発売中の「週刊アサヒ芸能」(9月8日号)が衝撃スクープしている。
8月23日のリモート会見で岸田文雄総理は「党として組織的関与はない」と調査を行わない方針を一転させ、「もう一段踏み込んだ、国民の不信を払拭する方策」として、全議員の接点を調査する方針を固めた。
はたしてこんなことで、選挙支援や講演などでズブズブの関係を築いたカルト教団と、一朝一夕に関係を断ち切ることなどできるのか。
旧統一教会を20年にわたって取材する、ジャーナリストの鈴木エイト氏が打ち明ける。
「関係の濃淡によります。電報を打つ程度の薄い関係なら、断ち切ることはできる。一方、濃い関係になると厳しくなります。国会議員の中には秘書として事務所に引き入れたり、後援会を丸抱えしてもらうなど、旧統一教会の助力がないと事務所運営や選挙活動ができない政治家が少なからずいるのです」
政界を蝕む「旧統一教会汚染」は、これから始まる岸田内閣崩壊の序章にすぎない。自民党の急所を握った教団のマル秘戦略…それが「衝撃の報復劇」だというのだ。その全貌はぜひ「週刊アサヒ芸能」で確認してもらいたい。