「昨日クラブでマツケンサンバが普通にかかってて。こんなク○みたいな奴と同じ仕事だと思われたら、、って全然呑んでないのにゲロ吐きそうになった」
8月29日にツイッターにこう投稿して悪態をついたのは、人気DJのKEKKEだった。これに対して「みんなが楽しければいいのでは?」などと異論反論が飛び交ったことで、KEKKEもツイッターで応戦。大騒動になったのである。
「俺は寿司屋でカレーが出てくるような店には行かないって事!以上」「マツケンサンバ⇒ドラゴンボール主題歌⇒変なアイドル曲をクラブでかけてるDJがいたから俺の主観で気持ち悪かったから気持ち悪いって呟いただけの事」と、アンチを蹴散らしていたKEKKE。
ところが、反論コメントがいっこうに減らないことで、「一連の反論ツイートの中にクラブに対して誤った解釈をしている方がいるので、今からクラブに来るような若いお客さんやDJがそれを見て勘違いして欲しく無いので伝えます」「クラブは何でもありではないのでご注意を」と訴えつつ、「DJに対してK-PopやJ-Popをプレーする事をNGにしたり、同じジャンルの中でもNG曲やNGアーティストを指定してくるとこもあります」などと、丁寧な説明を始めたのだった。音楽関係者が解説する。
「なぜ『マツケンサンバ』がダメなのか、と拳を振りかざすアンチを、本当のクラブ好きは相手にしていないのが実情です。『大ネタ(超有名曲)で盛り上げるしかできないのは三流DJ』『盆踊りにヒップホップ流されたら困らない?』など、クラブファンならではの声も聞かれました。言葉遣いは別としても、KEKKEさんの言い分は至極当然という音楽ファン、クラブファンはかなり多いですね」
KEKKEは「音楽に全く偏見はない」と騒動直後に発言したが、アンチはクラブにほとんど行かない人たちなのかもしれない。
「マツケンサンバ」はやっぱり、テレビか盆踊りかYouTubeで十分だ。
(塚田ちひろ)