ダウンタウンの浜田雅功が、9月24日放送の「ヒロド歩美のレジェンドに会いたい」(ABCテレビ)で、かつて通った超スパルタ高校での生活を明かした。
浜田は、中学時代の破天荒ぶりを心配した両親の勧めで、全寮制の超スパルタ高校に入学することに。
その学校の厳しさといえば、4時半起床、床磨き、朝食、校歌斉唱、団体訓練、全力体操、授業、トイレ掃除、6キロマラソン…というのが毎日のルーティン。
さらに月1回、10キロマラソン大会もあり、浜田はたまにそれを休むために、
「コップに醤油入れて一気に飲む。高熱が出るんですよ」
と解説した。
また、その高校では卒業の際、嫌われていた3年生が下級生たちに呼び出され、フルボッコにされる「逆お礼参り」が行われていた時期もあったというのだ。
3年生の浜田も卒業式前夜、そんな光景を目撃。同室の同級生が下級生に連れて行かれ、約15分後に担がれて戻ってくる──これが3人も続いたのだ。
さらに4人目の番になり、
「また来たやんと思ったら、影がどんどん俺に近づいてきて。えっ、ウソやん。俺?俺なん!?」
なんと、浜田も呼び出されることになったというのだが…。
そこからは、意外な展開が待っていた。自身も狙われたことにショックを受けつつ部屋へ行った浜田。その時のことを回想して、
「前年度に卒業した卒業生が3人くらいと、呼びに来たやつら2年と1年、何人かがおって。入ったら『おお、来たな!明日、卒業やろ。おめでとう!』って、カールとかポテトチップスとかいっぱいあって。『ファンタ飲め!おめでとう!』という会だったんですよ」
実は「逆お礼参り」ではなく、在学中の労をねぎらうサプライズ祝賀会だったという。
その話を聞いたヒロドアナも「まさにルーツですよね。人から好かれる」と感心しきり。当時から浜田は人望が厚かったのだろう。
(鈴木十朗)