まさか、あの落合博満氏の口から、そんな意外な言葉が出るとは──。
どこぞの国のメジャーリーガーの名前かと思いきや、YouTubeチャンネル〈【公式】落合博満氏のオレ流チャンネル〉で明かされたのは、オレ流のイメージを覆すものだった。
番組冒頭、トマトをモグモグと口にしている落合氏に、スタッフが「なぜトマト?」と疑問を口にすると「デンソーマンだよ。あ、チェンソーマンか」と苦笑して「トマトの悪魔ってのが出てくるじゃない」。
「チェンソーマン」とは、藤本タツキ原作の少年向け漫画。最新の12巻が10月4日に発売されたばかりで、累計部数は1800万部を突破した。主人公の少年・デンジとチェンソーの悪魔・ポチタとの出会いからなる、コミカルタッチのダークファンタジーで、様々な悪魔が登場する。「このマンガがすごい!2021オトコ篇1位」にも選ばれた話題作であり、10月12日からテレビアニメ化されている。落合氏が解説するには、
「オープニングで色んな映画のオマージュが出てくるっていうのと、エンディングのテーマが12回、全部変わるんだって」
アニメウォッチャーは、さもありなんと、こう口を開く。
「落合氏の息子は声優の落合福嗣。声優業界最大手とされる青二プロダクションの所属です。昨年の『蜘蛛ですが、なにか?』『プラチナエンド』、そして今年も『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATION』など、数々話題のアニメに出演していますから、その影響で落合氏もアニメ通になっているんでしょうね」
落合氏は「こんな悪魔いたら怖いな、っていうのあります?」との質問には「野球人としては、デッドボールの悪魔いたら怖いな」と返答。そこへスタッフが、だんまりを決め込む「オレ流の悪魔、イヤですね」と畳みかけ…。
これが今の「オレ流トレンド」なのである。
(所ひで/ユーチューブライター)