その去就が注目された阪神の西勇輝が11月8日に、国内FA権を行使した上で残留することが分かった。
西は自身のSNSで「この度阪神タイガースさんと再び契約合意させてもらいました。頑張って最後まで力になれるよう努力します。またよろしくお願いします。(中略)残り少ない現役最後までしっかりと腕振り続けたいと思います」と決意を綴ったが、来季からは「犬猿の仲」とされる岡田彰布監督の下でプレーすることになる。はたして、ハレーションは起きないのか。球団OBが言うには、
「岡田監督がオリックス監督時代、同じくオリックスにいた西とぶつかった、という関係ですね。そもそも西は矢野前監督時代、とにかく好き勝手な言動が目立っていた。投げたくないと思えば、痛いかゆいと言い始めて登板を回避。昨年の春キャンプでは、後輩を呼びつけて衆人環視の中で大説教を行い、してやったりの顔。他のナインはドン引きしていましたね。マスコミに悪態をつくことも多く、気に食わない試合ではコメントが出ないなど、やりたい放題だった」(球団OB)
傍若無人な振る舞いについては当然、岡田監督も把握している。
「岡田監督は矢野さんと違って、チームの和を乱す行為は絶対に許さない。改心しない限り、干される可能性は高いでしょうね」(球団関係者)
あえて厳しい道を選んだ西に、覚悟はあるのだろうか。