スポーツ紙デスクが苦笑する。
「たまたま開幕直後に調子が上がらなかった主力や実績のあるベテランは使われないことになる。そもそも主砲の村田修一(30)は高打率のタイプではない(今季2割5分3厘)から、かなり下位打順か、使われない可能性もありますね。1番は金城龍彦(35)あたりか」
これに異を唱えるのは、先の平松氏だ。
「その方法だと、確かに村田は出られないかもしれない(笑)。しかし、村田はチームを引っ張る4番だという自負があるわけだから、出られないとなれば、雰囲気的にチームはまとまっていかないでしょうね。やはり、1、2番の役目は足の速い選手だとか、各打順に役目がありますから、ただ成績がいいからといって、1番から順に決めるというもんではないでしょう」
「新庄監督」の真意はどこにあるのかわからないが、この方法論に潜む欠点を指摘するのは、スポーツジャーナリストだ。
「1番打者など高打率の選手が出塁したとしても、次の打者以降はどんどん打率が落ちていくわけだから、いつまでたっても走者が本塁に帰って来られない、という可能性も。あるいは下位から始まったら始まったで、なかなか出塁できないわけですから」
今季の横浜のチーム総得点はリーグ5位。確かにこれでは、得点力はさらに落ちそうな気もする。
さて、第3項目は〈選手に練習しろとは言わない。そうするとみんな、隠れてやる。監督が来たら練習をやめるぐらいでないと〉。ホンマかいな‥‥。
「新庄氏は日本ハム時代、打撃も守備練習も、全体練習が始まる前、人が見ていないところで凄いやっていた。その経験を踏まえて言っているのでは」
こう話すのは、前出の遊軍記者だが、そのままチームに当てはめると大変なことになりそうだ。
「横浜はここ十数年、12球団一キャンプが緩い球団だと言われています。もともと厳しく練習する習慣のある選手がいれば別ですが、単にサボるだけになりかねません。強くならないと思いますね。隠れて練習? そういう習慣がもともとないし、ノウハウも持っていませんから」(球団関係者)
-
-
人気記事
- 1
- 長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
- 2
- 日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
- 3
- 沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
- 4
- 段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
- 5
- 巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」
- 6
- 【メジャーFA戦線】大谷翔平ドジャースに「菊池雄星・佐々木朗希・菅野智之」全獲りプラン浮上
- 7
- 【おむすび】栄養士編スタートで橋本環奈に「ギャルを履き違えている」ダメ出し
- 8
- 守護神マルティネス流出でも大丈夫「プレミア12」で試した中日の「新たな候補者」
- 9
- 大声援で「翻意」した選手も…阪神FAの大山悠輔と原口文仁が「11.23ファン感謝デー」で語る言葉
- 10
- 【水面下のFA戦】阪神・大山悠輔に巨人が異例の長期契約を持ちかける「近年にない力の入れよう」
-
急上昇!話題の記事(アサジョ)
-
働く男のトレンド情報(アサ芸Biz)
-
-
最新号 / アサヒ芸能関連リンク
-
-
厳選!おもしろネタ(アサジョ)
-
最新記事
-
アーカイブ
-
美食と酒の悦楽探究(食楽web)