TBSドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」で、廃部寸前の社会人野球部でピッチャー・沖原和也役として活躍する工藤阿須加。
あの投球フォームに、父親の元西武ライオンズ投手・工藤公康のイメージを重ね合わせる中高年も少なくないだろう。ところが‥‥。
「実は、阿須加くん、野球経験はないんだそうです。お父さんとキャッチボールをしたのも高校2年生の時が初めてで、今回、役作りの為にお父さんに指導してもらったんだとか。阿須加くんのフォームを見た元プロ野球選手は『もったいない。野球をやっていればいい選手になっただろうに』と漏らしてましたね」(番組関係者)
とはいえ、サラブレッドの家系に育っているだけに、運動神経は抜群。学生時代には、テニスに没頭し、プロを目指すほどの腕前だった。
「また今回、『ルーズヴェルト・ゲーム』には重要な役どころで江口洋介が出演。江口さんは事務所の先輩で、阿須加くんによくアドバイスをしているそうです。この事務所は、過去に松たか子や、柴本幸を育てた事務所。松さんは松本幸四郎さんの娘で、柴本さんは柴俊夫さんと真野響子さんの娘。
二世を育てるのに定評のある事務所ですから、阿須加くんも順調に活躍すると思いますよ」(芸能記者)
視聴率は、池井戸潤原作の「半沢直樹」ほどではないが、テーマが“逆転”だけに、今後の工藤の活躍次第では、半沢を一発逆転できるかもしれない。