「関口さんも79歳。昨今は司会を務める『サンデーモーニング』(TBS系)での発言が逐一叩かれる傾向にあり、さすがに本人も嫌気がさし始めているようです。一部では来年80歳を迎える手前で芸能界を引退し、同時に『サンモニ』も終了という話も聞こえてきます」
大御所タレントの関口宏についてこう語るのは、テレビ局関係者である。
関口は11月6日放送の「サンモニ」で、前日に行われた野球日本代表「侍ジャパン」が5対4で日本ハムに勝利したことを伝えた際、「私の素人の意見ですよ。オールジャパンなら、もっと大差で勝つべき」などと持論を展開。ゲスト出演していた広島・新井貴浩新監督や元阪神の糸井嘉男氏に説明され、なんとなく納得したようだが、視聴者の間では「雑すぎる」「何年ニュース番組やってるんだ」などとブーイングが飛び交っていた。制作会社関係者も顔を曇らせて、
「視聴率は10%台をキープしているものの、徐々に下がり続けていることは事実。そのスポーツコーナーで『御意見番』の担当だった張本勲氏を上原浩治氏に交代させたものの、出演したりしなかったりで、テコ入れにはならず。すでに名物コーナーではなくなってしまいました。もっとも、それ以前に画面から伝わってくるマンネリ感が、最大の原因になっているとは思いますが」
そんなことから打ち切り説も出ているわけだが、先のテレビ局関係者は、こんな可能性も指摘する。
「TBSでは長寿番組をBSに移行して、放送を続けるパターンがある。ドラマでは『水戸黄門』、情報番組では『噂の!東京マガジン』が挙げられます。関口さんが断らなければ、BS移行での継続も考えられますよ」
35年を超える長寿番組に、いよいよメスが入るかもしれない。