元女子バレーボール・大山加奈氏が11月8日に更新したブログが話題となった。
大山氏は昨年2月19日に双子の女児を出産、以来、移動に際しては双子用ベビーカーを利用しているという。ところが、8日の投稿によれば、都営バスに乗る際、後ろのドアから乗り込もうとしたところドアを開けてもらえずにバスは走り去り、次のバスでは運転手に乗車を手伝ってもらえなかった、というのだ。
このブログに対しては同意、共感の声もある中、《手伝ってもらう前提で行動するのはどうか?》という厳しい指摘も散見された。
そんな中、11月11日にお笑いコンビ「ロザン」(宇治原史規、菅広文)が、大山氏の実名は避けながらも、「双子ベビーカーバス乗車問題」とタイトルして自身のYouTubeチャンネル〈ロザンの楽屋〉を更新した。宇治原はこの動画の中でこう持論を述べた。
「バスの運転手って、むちゃくちゃ安全確認義務があるから、その乗降も手伝って、その時に例えば、サイドブレーキの引き忘れとか、もしそんなことがあったら大事故につながりかねない。そうなると運転手個人の責任になるでしょうから、それを問われるくらいだったら、できたら運転席を離れたくないという気持ちもわかる」
この動画を見たベテラン芸能記者が思い出したというのが、昨年、物議を醸した「あの一件」だという。
「タレントの梅宮アンナが21年12月に自身のInstagramに投稿した『ウォッシャー液問題』です。車を運転中、前を走る車がウォッシャー液を出しながらワイパーを作動させたので、そのしぶきを浴びたというのです。絶対にやってはならない行為だと怒りを露わにしましたが、もっともだとする意見もあれば、そんなことまで気にしないというドライバーからは批判も殺到。結局、梅宮は投稿を削除しました」
世の中には様々な意見があるのは当然だ。大山氏や宇治原、梅宮ら有名人の言動は、特にそうした意見に晒され拡散される。一般人のそれとはどうしても異なることもあり、投稿にはある程度の覚悟も必要なのかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)