「市川中車」の名前で歌舞伎俳優活動をする香川照之が12月5日から26日まで、歌舞伎座で行われる13代目市川團十郎襲名披露公演「十二月大歌舞伎」の昼の部と、夜の部の口上にも出演する。
香川は今年8月に週刊誌で飲食店従業員への性的な言動を報じられ、朝の情報番組「THE TIME,」(TBS系)などを降板。騒動以降、これが役者としての本格復帰となるが、舞台関係者は、
「また悪夢がよみがえるのではないか」
と肝を冷やしている。テレビ局関係者も顔をしかめて、
「香川が近年、仕事現場で悪態をついていたのは有名な話となりましたが、最も問題視されたひとつはNHK Eテレの、大好きな昆虫をテーマにした番組でのこと。虫を追いかけて外ロケに夢中になり、収録時間が大幅に押しました。香川は『本当にロケハンしたのかよ!』とスタッフに八つ当たり。人気俳優だったためスタッフも黙り込みましたが、『二度と顔を見たくない』と拒否する者が続出しました」
当然ながら、歌舞伎界隈にもこの情報は入っており、
「しばらくは大人しくするだろうけど、ほとぼりが冷めたと思ったらまた同じことの繰り返し…となれば、歌舞伎界からも間違いなく追放される。調子に乗らなければいいが…」
前出の舞台関係者はそう言って心配顔を見せるが、はたしてどうなるか。