昨年8月、銀座ホステスへの「性加害」が報じられ、情報番組のMCや大手企業のCMなどを相次いで降板したのは、香川照之だ。
香川は12月6日から「市川中車」として歌舞伎の舞台に復帰したが、
「22年内での活動復帰に尽力したのは、市川海老蔵(現・市川團十郎)。香川と親交の深い海老蔵が、興行主の松竹に襲名披露での出演を頼み込んだといわれます」(演芸関係者)
23年には「香川照之」としてテレビ復帰に向かっていくとみられる中、12月27日配信の「デイリー新潮」で、新たなハラスメント写真が掲載されてしまった。
前回の報道では、被害ホステスAさんのほか、店のママだったBさんも、セットした髪を撫で回された上、ヘアピンを次々と抜かれたと伝えられた。同時に、香川がBさんの髪の毛を鷲づかみしている写真も掲載された。
今回はその続編写真を新たに入手したということで、Bさんの髪をつかんだ香川が彼女の後頭部に顔を埋め、うなじの匂いを嗅いでいる様子、さらに彼女の脇の下に指を入れ、その匂いを嗅ぐ場面も掲載されている。酒が入っているとはいえ、悪化したイメージに追いうちをかけるには十分な写真だろう。
これでテレビ復帰への道がまた遠のいた印象だが、
「イメージがドン底まで落ちた『香川照之』を捨てて『市川中車』の名前で一本化し活動していく、という声が業界内で聞かれました。今回の報道で、ますます現実味を帯びてきたのでは。当面は歌舞伎だけで活動し、今後、テレビに復帰することがあっても『市川中車』として出ることになるかもしれません」(芸能記者)
これで「香川照之」は完全消滅か。
(鈴木十朗)