「自己プロデュース力に長けている田中みな実のことですから、弘中アナの結婚を期に『新境地』を切り開こうとしているのではないでしょうか」
こう指摘するのは、芸能ライターである。一体、何のことか。
フリーアナの田中とテレビ朝日の弘中綾香アナ、そして南海キャンディーズの山里亮太がレギュラーのバラエティー番組「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)で、そう言いたくなるシーンが繰り広げられたというのだ。12月4日放送回で、山里が田中について、
「最近、オレも弘中ちゃんも時々思うけど、すごいさ、昔より何かこう『私なんて…』って言う数、増えてるでしょう。気付いてない?」
そう切り出すと、弘中アナも「最近あまり元気ないです」と言って、激しく首をタテに振った。さらに山里が「自信を失ってる」と畳みかける。すると田中は、
「ウソ!? そお!? 元気ない?」
と、まったく自覚がない様子だったのだ。前出・芸能ライターが言う。
「田中は『結婚が全てとは思わない』としながら、弘中アナの結婚を受けて、世の中が自分を心配していることには勘づいていると明かしました。確かに、ともに『あざといキャラ』で通してきた弘中アナの結婚後、取り残されたように見える田中に対しては、応援するような声が多いですからね」
そういえば田中は前週の同番組でも、弘中アナから「紹介できるような男がいない」と言われ、ゲストの大泉洋にも「いろいろうるさいから」などとイジリ倒されていた。
今回も田中が「初デートから男女の関係を匂わせる」と明かすと、弘中アナが「絶対ヤダ!気持ち悪っ!」とバッサリ。田中を巡る共演者との一連のやり取りについて、前出の芸能ライターは、
「田中の場合、イジられるというより、あえてイジらせていると言った方が正しいのかもしれません。これまで意識高い系で、どちらかといえば男を選ぶ側のキャラでしたが、そろそろ人気も頭打ちの状態。今は36歳の独身女性として、むしろ振り切ってマウントを取られる側に立つ方が、共感を得られやすい。そのあたりも考えて、弘中アナにどんどん突っ込ませている可能性はありますね」
意図的にキャラ変しているとすれば、田中に脱帽である。