女優の上白石萌歌といえば、いまだスキャンダルはなく、姉の萌音とともに清純派として知られる。ところが先ごろ「好きな男性のタイプ」として、本人の口から意外な名前が飛び出した。
それは、彼女が12月4日に放送されたラジオ番組「澤本・権八のすぐに終わりますから」(TOKYO FM)に出演した時のこと。
「願いが叶うとしたら今、誰に会いたいか」という質問に萌歌は、香港の世界的ベテラン俳優であるトニー・レオンの名前を挙げ、
「結構リアルに恋しちゃってるくらい大好き」
と明かしたのだ。
彼女曰く、ウォン・カーウァイ監督の作品にハマり、特に「恋する惑星」や「花様年華」などに登場するトニーが大好きなのだとか。過去の作品を見て「息が止まりました」などと語るほどの惚れ具合だ。映画ライターが語る。
「『花様年華』は、隣に住む既婚者同士の淡い関係を描いた作品で、ザックリと言えば不貞モノ。しかも実生活でも、トニーは08年に長年恋人関係にあった女優のカリーナ・ラウと結婚しているものの、00年にこの『花様年華』で共演したマギー・チャンとの不貞報道が絶えない時期がありました。現在60歳になるトニーですが、そうした若い頃の彼や作品が好みとなると、萌歌も意外に危なっかしい火遊び願望があるのかも」
萌歌は11年の「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを受賞。当時は話題作に連続で出演していたが、現在は萌音の人気に押され、存在感がイマイチ。女優として脱皮する意味でも、スキャンダラスな恋愛を経験してもいいのかもしれない。