売れっ子にはライバルも多い。姉同様に「東宝シンデレラ」を争った浜辺もその一人だろう。
「現在のポジションであれば正直、浜辺のほうが上白石姉妹より勢いがあるでしょう。浜辺はオーディションの際、自身が受賞した賞を“保険の賞”と自認し、上白石姉妹のことを『選ばれた子』と表現するなど、2人に対してずっとコンプレックスを抱いていた。そうした劣等感をバネに今の地位を築いており、上白石姉妹にとっては今後も良きライバルとなるでしょう。他にも同世代で活躍する女優は多く、切磋琢磨が期待されますが、特に広瀬すずとは姉妹揃って共演経験があり、ともに姉妹での芸能活動ということで通じ合うのか、親交が深いようです」(スポーツ紙芸能担当記者)
一方、熱愛スキャンダルの噂が絶えない広瀬姉妹とは対照的に、上白石姉妹は浮いた話がどこからも聞こえてこない。
「特に萌歌は、10歳という若さで東宝シンデレラのグランプリを獲得し、妙に明るくスレていない成長曲線を描いてきた。現在21歳ですが、実は処女なのではないかと思っています」
なんとも大胆な考察をするのは尾谷氏だが、萌歌自身が“告白”しているとして、こう根拠を並べ立てるのだ。
「インタビューで明かしていましたが、萌歌はガサツな性格で、整理整頓が苦手なんですよ。貴重品をよくなくす。1日でケータイ、財布、身分証明書を全部なくしたこともあるそうです。脱いだ服を放置、食べかすもそのままで部屋の掃除もできないといいます。大人の女性は雑なところを見せないものですから、この無防備さはおかしいぞ、と思っていました。それを踏まえた上で、90秒間で質問に答え続ける動画企画を見たんです。すると『優等生とヤンチャ不良のどちらが好み?』と聞かれた時に後者を選び、グッと来る異性のファッションを問われると『スウェット』と答えています。あからさまなヤンキー好きは、実はバージンにありがちな傾向であり、ガサツな性格と相まって私はそう確信しています」
鋭い分析かどうかは別として、子役時代から見守るファンたちは、まさに「妹」的な視点でその処女性に想いを馳せるのだろう。その上で萌歌の将来には様々な可能性が広がっている。
「年頃の周囲が『彼氏できた』『チューした』なんて盛り上がる中で、彼女だけは『平泳ぎが大好き』と天然ぶりを発揮する。色恋沙汰の噂もなく、ストイックに事務所の大先輩・沢口靖子のような系譜を辿るのかもしれません。それがどこかで転換期を迎え、常にオンナであり続ける長澤まさみに近づいていくのか、まだ若い天然娘だからこそ、その行く末が注目されるのです」(尾谷氏)
若きシンデレラは、いつまでもスク水が似合い続けるのだろうか。