現在、NHKの朝ドラマ「ちむどんどん」に出演中の上白石萌歌(22)の入浴シーンが波紋を呼んでいる。その一方で「ご褒美」とも言える計画も水面下で進行中だった。話題作りのため、一肌脱ぐ戦略なら大歓迎なのだが‥‥。
沖縄の日本復帰50周年を記念して制作された「ちむどんどん」は、主役の黒島結菜(25)演じる沖縄出身の暢子の成長物語。4人兄妹の長女を川口春奈(27)が、三女を上白石が務めている。
問題のシーンは、5月17日放送の第27回。長女役の川口が、入浴中の三女である上白石に話しかける場面だった。テレビ誌ライターが解説する。
「現在、ドラマは4兄妹のうち、次女の黒島と長男演じる竜星涼が上京して悪戦苦闘の真っ最中。その様子を川口と上白石が相談し合っているのですが、上白石は入浴中で、髪を結ってタオルを頭に巻いているだけでなく、白い乳白色のお湯からはデコルテラインが丸見え。さらに肩のあたりの曲線や鎖骨から上乳のあたりも実に艶めかしく、朝のドラマにしては刺激的との声も上がりました」
しかし、上白石といえば、これまでにもお堅いイメージのNHKドラマでも露出を厭わないことで知られている。
「19年に放送された大河ドラマ『いだてん』では、競泳水着姿で日本代表の水泳選手役として出演。7キロ増量して役に挑んだことから、むっちりとボリュームアップしたヒップや少しだけ豊満になった胸の谷間がクローズアップされました。すると、歴代最低視聴率の更新ばかりが話題になる中で、5.9%だった前話から、上白石の競泳水着での出演回の第31話がなぜか1.3%も急上昇。今回も低迷視聴率をテコ入れするために、唐突な入浴シーンが撮影されたのでしょう。入浴シーンは、場面展開が少ない定番ドラマやホームドラマでは、中だるみを避けるためによくある演出。その後のネットでの反響も含め、低迷するドラマの視聴率アップに大きく貢献したのは間違いないでしょうね」(制作会社幹部)
実際、上白石は過去にもスクール水着や入浴シーンをたびたび披露。出世作となった18年のドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)をはじめとして、サービスショットとばかりに、作品中でさわやかな色香を披露してきたことも人気に拍車をかけてきた。
「萌歌ちゃんは童顔のタヌキ顔ということもあり、現在22歳ながら、『ちむどんどん』のような朝ドラに限らず女子高生役が多い。そうした役柄ではサービスショットは水着どまり。もちろん濡れ場はご法度ですから、NHKにとっても萌歌ちゃんの清楚なエロスは、コンプライアンス的にもありがたいのです。おそらくセクシーさがウリの女優さんだと、炎上していたかもしれません」(前出・制作会社幹部)
しかし、ここまで上白石がNHKで脱ぐにはそれなりのワケがあるという。
「実は、すでに大晦日の紅白の特別枠での出演が決まっているそうです。最近は、NHKの番組関連での特別出演枠が増えてますが、上白石も4兄妹で沖縄とゆかりの深い曲を披露することが内定。有力候補として、森山良子の『さとうきび畑』が上がっている。しかも上白石は歌手としてもNHK内で評価が高く、局を上げてフーリンの『パプリカ』をプッシュした時も交響楽団と共演させるバージョンを制作したほど。ポップス主体の紅白でも彼女のような歌い手を評価するスタッフも多く、そうしたNHKの三顧の礼に応えているというのが実情です」(NHK関係者)
紅白のテコ入れにも上白石は欠かせないようだ。