フジテレビ系の新番組「ぽかぽか」が、1月9日にスタートした。初回の平均世帯視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。わずか9カ月で打ち切りとなった前任番組「ポップUP!」の最終回1.5%からは数字を上げてみせた。しかし、番組スタートまでのドタバタ劇を知るフジテレビ関係者は、懸念の声を上げるのだ。
「『ポップUP!』には曜日パーソナリティーのほか、レギュラーに小泉孝太郎、高岡早紀、前田敦子など、たくさんの出演者を起用していたにもかかわらず、赤っ恥な短命に終わった。打ち切りを受けて、関係者がお詫び行脚に明け暮れたといいます」
新番組のメインMCに抜擢されたお笑いコンビ「ハライチ」を巡っても、ひと悶着あったという。芸能プロ関係者が明かす。
「昼の時間帯は裏のTBSで、同じ事務所の恵俊彰が長年にわたって司会を務める情報番組『ひるおび』がある。カドの立ちそうな起用もさることながら、別の大手事務所をなだめるのにも苦労したとか」
初回放送で、3時間の生放送が4月から2時間になることが発表されるという波乱の船出となったが、
「放送時間の変更は決まっていたことですが、それ以前に3月いっぱいまでの3時間、ハライチのMCでもつのかどうか。曜日間での制作サイドの連携も希薄だそうで、どうにもハラハラしています」(前出・フジテレビ関係者)
「ひえびえ」とならないよう、前評判を覆せるか。