南野陽子が昨年いっぱいで所属事務所「ケイダッシュ」を退社し、今年から個人事務所で活動していることが、一部スポーツ紙により報じられた。
南野は84年に芸能界デビューしたが、90年に当時の所属事務所から独立。その後も事務所を転々とし、99年からケイダッシュに所属していた。芸能ライターが語る。
「デビュー時の事務所とは反りが合わず、独立騒動に発展。結果的に芸能界で干される状態に陥りました。おまけにこの事務所が勝手に彼女の名前を使って不動産投資などを行い、億単位の借金を背負わされた。彼女も大ゴトになるのを嫌って『20年かけて全額返済した』と嘆いています。大手のケイダッシュに移籍していなければ、20年での完済は難しかったでしょうね」
最近の南野は、18年にNHK大河「西郷どん」、20年には「半沢直樹」(TBS系)や「科捜研の女」(テレビ朝日系)、21年も「ネメシス」(日本テレビ系)などの話題作に出演。この他、映画や舞台などでも活躍し、順風満帆かと思われていた。それだけに、今回の独立は不可解と言うしかない。
「『話し合いを重ねた上での、契約期間満了による退社』と伝えられていますが、実際には11年に結婚したクリニック経営者の夫の影響が指摘されています。この夫は、15年に銀座のクラブママとの不貞が報じられ、18年には部下への暴行事件、さらには金銭トラブルと醜聞が絶えない。南野はそんな夫をかばい続け、今も離婚には至っていない。さらに積極的に仕事の幅を広げたい彼女と、イメージを気にして二の足を踏む事務所側との温度差が今回の独立を招いた、との見方もありますね」(前出・芸能ライター)
また干されるなんてことにならなければいいが…。