国際政治学者の三浦瑠麗氏が1月20日、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトに「一部報道に関して」と題したコメントを掲載した。夫の三浦清志氏の会社が東京地検の捜索を受けたことについて「事実です」と認めたのだ。
清志氏が代表を務めるコンサルタント会社「トライベイキャピタル」は太陽光発電事業を巡ってトラブルになっているが、瑠麗氏自身は同社の経営には関与していないとして「一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です。また、家族としましては、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」と説明している。
社会部記者が解説する。
「清志氏は兵庫県での太陽光発電事業を名目に出資を持ち掛けていたのですが、実際には建設の見込みはなく、およそ10億円をだまし取ったとして刑事告訴されています。また、山猫総合研究所とトライベイキャピタルの所在地は同一。瑠麗氏が政府による成長戦略会議の席で太陽光発電をしきりに推す発言をしていたことを考えても『関与していない』『一切知り得ない』は、にわかには信じ難い。関係の有無は今後の捜査で明らかになるでしょう」
歯に衣着せぬ発言で人気の瑠麗氏だが、この事件によるイメージダウンは必至だろう。テレビ関係者によれば、
「彼女は自身のインスタグラムで、夫と笑顔でクルージングを楽しむセレブぶりを見せつけている。今後、情報番組でのコメント力は薄れるだけに、軒並み降板に追い込まれる可能性があります」
いつもの強気な姿勢で乗り切るのは難しそうな雲行きなのである。
(ケン高田)