ついに2大巨乳女優の「タイマン勝負」が実現する! 綾瀬はるか(29)と長澤まさみ(27)が、新作映画「海街diary」(是枝裕和監督・来年初夏公開)で初共演することが発表された。
2人は「世界の中心で、愛をさけぶ」での「ニアミス」が唯一の接点だった。ともに04年、映画版では長澤が、ドラマ版では綾瀬がヒロインを演じ、大ヒットを記録している。しかし、主演クラスの女優同士だからなのか、現在に至るまで共演はゼロ。一部では“犬猿の仲”と報じられたものだった。
「不仲説が取りざたされたのは09年の時でした。長澤が映画『群青』で“脱がずボッタクリ”と批判されたちょうど同じ時期に、綾瀬が『おっぱいバレー』で巨乳を揺らしまくり注目を浴びていた。そのことで、長澤は『彼女はおっぱいだけでしょ』と意識しまくっていましたから。その後も、フジの月9やNHKの大河で共演の話が持ち上がりましたが、長澤サイドがOKを出さなかった。綾瀬のほうは周知のとおり天然キャラですから、まったく何とも思っていないんですが」(キャスティング関係者)
それが今回、一転して初共演になったのにはこんな事情があったという。
「昨年、長澤が交際中の伊勢谷友介と都内の豚しゃぶ店でデートしていたところ、偶然、同じ店で友人と食事をしていた綾瀬が2人に気づいた。見てはいけない現場を見てしまった綾瀬は、2人に何度も頭を下げて挨拶して席に戻ろうとしたところ、『一緒にどう?』と誘われて同席することに。その席上で、伊勢谷が長澤に向けて『彼女(綾瀬)の演技には芯がある』とほめたたえた。長澤は伊勢谷に心酔していましたから、そのひと言で綾瀬への評価がガラリと変わったそうです」(映画関係者)
そんな因縁のあった2人が激突する「海街diary」は、同名漫画が原作で、綾瀬、長澤と夏帆(22)、広瀬すず(16)の四姉妹の生活を描いたもの。
「現在はそれぞれ単独シーンの撮影段階で、四姉妹そろっての撮影は7月末から。長女・綾瀬は看護師。次女の長澤は年下男に弱い酒好きOLという設定です。3月末に4人で顔合わせし、台本読みをしました。女優としての格付けは今や完全に綾瀬がリード。知名度、大河ドラマ経験、好感度調査、CM出演数など、全てにおいて長澤を上回り、はっきり主役の位置づけです。最近の長澤はヒット作がなく、人気凋落のレッテルを貼られることを恐れている。今回はたとえコケたとしても、綾瀬の陰に隠れダメージもなくセーフティゾーンに入れる。文字どおり綾瀬の“胸を借りる”つもりのようですが、演技力で主役の綾瀬を食えれば2人の評価が一変するだけに、おいしい立場とも言えます」(スポーツ紙芸能デスク)
ドラマで主役を演じる場合、1話当たりの綾瀬の出演料は約250万円とされ、対する長澤は約200万円と言われている。
「今作では、綾瀬のギャラは1000万円前後、長澤はそれよりもやや低い」(映画情報サイトスタッフ)
第1ラウンドの「女優力勝負」では、綾瀬が先制ポイントをゲットしたようだ。