モデルで俳優の清原翔が2月2日、およそ2年8カ月ぶりにSNSを更新した。20年6月に脳内出血で倒れて緊急手術を受けて以来の近況報告だ。
所属事務所は病状について、感染性心内膜炎による脳内出血だったと報告。「復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております」とした。感染性心内膜炎には虫歯や歯周病が関係していることがあるというが、内科医院に勤務する看護師によれば、
「感染性心内膜炎とは抜歯や歯肉炎、手術やケガなどをきっかけに、血液の中に細菌や病原体が入り込むことで発症するケースが多いのです。そういう意味では、一般的に予防できるのは口腔環境でしょうから、虫歯や歯周病に気を付けることは、予防医学として考えればいいと思います」
清原は「メンズ・ノンノ」のモデル活動中に、俳優としてスカウトされた。最初はちょい役だったその演技には光るものがあり、多くの映画やドラマで起用されるように。倒れる直前に出演した配信ドラマ「東京ラブストーリー」(FOD)では、ヒロインを翻弄するモテ男・三上健一を演じ、80年代の「オリジナル」を知る視聴者から「本家本元の江口洋介ばり」と称賛された。
印象的な演技を残して、期待が高まったままの清原。復帰後の演技が楽しみだ。