3月21日の「Breaking Down」記者会見で、31日に行われる「7.5」の全対戦カードが発表された。だが、ファンが対戦を熱望していたいくつかの試合が組まれなかったのだ。
そのひとつは、飯田将成VS川島悠汰の一戦だ。格闘技ライターが語る。
「『BD7』で対戦が決まっていましたが、直前に飯田が交通事故に遭い、試合が延期となりました。川島は『7』では、飯田の代わりに緊急出場した佐々木大との試合に勝利すると、改めて飯田との対戦をアピールしました。飯田も事故後、YouTubeへの動画配信を続けている。すでにトレーニングを再開していることから『7.5』での対戦もあるのではと期待されましたが…」
では5月に予定されている「BD8」での対戦が確実かといえば、さらに先送りになりそうなのだ。
「『8』では秋山成勲率いる韓国チームとの日韓対抗戦が行われます。となると、川島と飯田は実力と実績からいって、日本チームの大将格になる。対抗戦の勝利に向け、妙な遺恨は残してもらいたくないという、主催者・朝倉未来の要望があるようです」(前出・格闘技ライター)
飯田のYouTubeチャンネルに出演した朝倉は、韓国チームの人選について「戦績的に強い人も多いですよ。ROAD FC(韓国の総合格闘技団体)とかも出てる(人もいる)んで。特殊部隊系の人もいる」と話しており、日本は本格派を揃えて迎え打つ必要がある。
日韓戦で2人が揃って勝利に貢献した後、日本のエース同士で雌雄を決するというシナリオが、最も盛り上がりそうだ。