2月9日に都内で行われた映画「イチケイのカラス」スペシャルトークショーに、田中亮監督のほか、夫婦役となった田中みな実と津田健次郎が登壇。かねてから「女優として成功したい」と並々ならぬ意欲を見せていた田中は、その目標に向けての覚悟を表した。
監督が演技にOKを出す際の言い方について、細心の注意を払って聞いているというのだ。田中、監督、司会進行のフジテレビ・伊藤利尋アナが繰り広げたやりとりは、オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉で一部が公開されている。再現してみると、
田中 作り手の方に「ま、いっか」って妥協される感じ、私、失望されたくないんです。
監督 こちらでお願いした演出が、うまくハマらなかったなっていう演出側の反省点もあるので。
田中 いえ、汲み取れなかった私が悪いんです。
伊藤アナ これからは監督、「田中みな実、パーフェクト!OK!」って言わないとダメですね。
田中 いえいえ、甘やかさないで下さい。どんどんNG出して下さい。
監督 難しいですね、これは「OK」の言い方が…。
出演したドラマでは「イロモノ」的な役が多く、最近ではもっぱら深夜ドラマでの登場に。
「演技力の評価も高いわけではありません。そして初主演した映画はコケてしまい、女優としてはなんら代表作のないまま、やはりバラエティータレントとして認知されている。焦りはあるでしょうね」(テレビ関係者)
なみなみならぬ覚悟が、田中をストイックに駆り立てているのだろう。
(所ひで/ユーチューブライター)