ファッションブランド「フェンディ」が移転オープンさせた国内最大級の大型フラッグシップストア「パラッツォ フェンディ 表参道」のレセプションイベントが東京・表参道で行われた。
広瀬アリス、仲里依紗、三吉彩花、米倉涼子、広末涼子、トリンドル玲奈、森星といった豪華女優&モデルが、それぞれフェンディの衣装を着て美の競演が披露されたのだが、その中でひときわ異彩を放っていたのが真木よう子だった。取材した芸能ライターが語る。
「ウイッグだと思われますが、不自然なほど長い黒髪で、なぜか笑顔でもなく、モデルのようなキメ顔でもなく、どこかあやしげで不敵な微笑のような表情を浮かべていました。来ていたベージュのセーターも、相変わらずのバストの盛り上がりもあって悪くはなかったのですが、一部では『買い物帰りの主婦のよう』といった声も上がるなど、ちょっと場違いな雰囲気ではありましたね」
真木といえば、昨年11月9日に韓国メディアのインタビューに答え、独学で日韓の歴史を勉強したとして、
「過去のことを謝罪したかった。私が日本人だという事実が恥ずかしかった」
と語り、物議を醸したものだ。前出・芸能ライターがその背景を解説する。
「20年に日本でも公開され、第92回アカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされたことでも話題となった韓国映画〈パラサイト 半地下の家族〉を題材にした『舞台版』が6月から7月にかけて日本で公演されることが発表されました。真木は、主人公一家が寄生する富豪家族の主婦役で出演します。先の謝罪発言や、韓国の映画であること、さらに『寄生』のワードも重なり、ネット上で盛り上がったようですね」
レセプションでの「不敵な微笑」や主婦のようないでたちが〈パラサイト〉の役作りだったかどうかはさておき、演技力には定評のある真木だけに、舞台では彼女ならではの夫人を演じてくれるに違いない。
(所ひで/ユーチューブライター)