3月5日から放送される特撮テレビドラマ「王様戦隊キングオージャー」(テレビ朝日系)の新キャストが発表された。その中の1人の俳優について、エンタメ誌ライターが興味深そうに言う。
「センターに立つリーダーではないのですが、目を引く人物がメンバーにキャスティングされているんです」
「王様戦隊キングオージャー」は、「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まったスーパー戦隊シリーズの第47作目。松坂桃李(侍戦隊シンケンジャー)、横浜流星(烈車戦隊トッキュウジャー)、千葉雄大(天装戦隊ゴセイジャー)、山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)など、数多くの人気俳優を輩出してきた。
今作の新キャストは、酒井大成(クワガタオージャー)、渡辺碧斗(トンボオージャー)、村上愛花(カマキリオージャー)、平川結月(パピヨンオージャー)、佳久創(ハチオージャー)の5名。それぞれ昆虫の名前がつけられているのはスーパー戦隊初の試みである。で、目を引く人物とは誰なのか。
「佳久創です。現在32歳、メンバー最年長の佳久は、身長185センチと長身で、高校から大学、社会人を通してラグビーの経験もあり、ひときわ目を引く巨漢です。22年にNHKで放送された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で武蔵坊弁慶を熱演していましたね。そんな佳久は、実は80年代から90年代中盤にかけて中日で活躍し、最優秀防御率1回、最優秀救援投手2回を獲得した郭源治(現在は日本に帰化して佳久源治)の息子なんです」(前出・エンタメ誌ライター)
もちろん、親の七光りなどではなく、その演技力を見込まれての戦隊ハチオージャーへの起用だったに違いない。アクションシーンも多い戦隊モノだけに、その巨漢を活かして存分に活躍してもらいたいものだ。
(所ひで/ユーチューブライター)