スポーツ

藤浪晋太郎が大谷翔平とのオープン戦対決で見せた「覚醒の片鱗」

 米大リーグ・アスレチックスの藤浪晋太郎が、日本時間で3月1日、エンゼルスとのオープン戦に初登板し、エンゼルスの大谷翔平と投げ合った。

 藤浪は1回、1番のフレッチャーを空振り三振に斬る。2番打者は三塁内野安打となったが、以降は空振り三振、二飛で上々の立ち上がりだった。2回は一転、3者連続四球で無死満塁の大ピンチを背負う。しかし、4人目の打者を見逃し三振にすると、遊ゴロ併殺でピンチを脱した。

 藤浪は阪神時代から制球に難があることは、ファンならば誰もが知るところ。一時はイップスに苦しみ、首脳陣もトレードを画策していた。スポーツライターが語る。

「これまで藤浪は右打者への投球がすっぽ抜けて死球を与え、それをきっかけに制球を乱すケースが目立ちました。そのため19年には、中日が危険対策としてスタメンに全て左打者を並べる試合もあったほど。メジャーではそんな過去もクリアにでき、少々球が荒れたところで周囲の顔色をうかがう必要もない。今回、連続四球からズルズルと乱れなかったところからも、新生・藤浪への覚醒を期待したくなります」

 藤浪は米メディア大手のNBCとCBSに、揃って「火炎放射器(Flamethrower)フジナミ」と紹介され、ファンの期待もマックスに膨らんでいる。打者・大谷との勝負が面白くなりそうだ。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」