3年ぶりに取材規制が大幅緩和され、プロ野球のキャンプ地には大勢の女子アナが戻ってきた。
その中でも評価が急上昇したと球界関係者やマスコミの間で話題沸騰だったのが、テレビ朝日の安藤萌々アナウンサーだった。
2月1日にはさっそく、侍ジャパンの村上宗隆が所属するヤクルトの沖縄浦添キャンプに姿を見せた。他の選手をいっさい無視して「令和の三冠王」だけを見つめまくる姿が、大ヒンシュクを買ってしまったが、
「その後は心を入れ替えて、取材に励んでいました。取材対象の選手だけでなく、裏方や球場スタッフにまで笑顔を振りまいて、挨拶ラッシュを敢行。WBCの侍ジャパン選手が集まる宮崎キャンプでも、他局の女子アナが集まる中で、段違いの取材力と愛想の良さを見せつけていました」(在京テレビ局スタッフ)
だが、残念なこともあった。
「ABCテレビを退社するヒロド歩美アナウンサーが4月から『報道ステーション』のスポーツコーナーを担当することが決定しました。『安藤アナはもう球場には来ないのか…』と侍ジャパンの中でも落胆の声が多く聞かれます。たまにはスポーツの現場にも来てほしいですが」
短期間で信頼を「V字回復」させた安藤アナの「ロス」が球界に広がりそうだ。