シンガーソングライター・矢野顕子がフルボッコ状態だ。
所属する株式会社ソニー・ミュージックアーティスツは矢野のSNSに、次のような謝罪コメントを掲載してヒラ謝り。
「弊社所属・矢野顕子の個人Twitterにおいて、不適切な投稿がございました。投稿後、本人も適切ではない表現であったことを深く反省し、投稿を削除させていただきました。多くの皆様に不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」
矢野の不適切な投稿とは何だったのか。
矢野が削除したのは、趣味で習っているバレエレッスンで、ジャンプがうまくいかないことを悩む投稿だった。そこに、矢野本人がファンだという韓国のアイドルグループBTSの話題を持ち出し、
「BTSの後列のメンバー達だって(失礼すぎる)あんなに高く飛べてるのになあ」
と余計なひと言を書き加えてしまい、あとの祭り状態に。これにBTSファンは「ファンを名乗っていながら前列、後列とBTSを差別」「メンバーを侮辱」などと怒りのコメントを発し、所属事務所の謝罪にまで発展したのだ。音楽関係者が語る。
「矢野は新型コロナで音楽活動の自粛を余儀なくされている間、娘の坂本美雨とともに、BTS推し活に熱心でした。BTSのメンバーがSNS上で『戦場のメリークリスマス』のピアノ演奏やPV動画を披露したところ、娘の美雨が感激して『父に報告する』と返信したのをきっかけに、坂本龍一とBTSメンバーの交流も始まったほどです。それが矢野の発言で『もうYMOも坂本龍一も聴かない』『ソニー不買』などと、坂本龍一やソニーにまで飛び火。さらに発言の趣旨を『本人に確認中』としたスタッフの書き込みがタメ口だったことにまで、BTSファンが下品な関西弁で因縁をつけてきた」
あまりにくだらない炎上騒動なのだ。
「矢野は以前にも、嵐が活動休止する際に『嵐は偉い。2年間もちゃんと仕事をする約束をした。SMAPの最後は…』とするSMAPと嵐を比較する放言で、ジャニヲタ相手に大炎上した前科があります。昔からのファンも、矢野の最近の韓流推しの投稿には辟易していて『韓流なんかに関わるから』と冷ややかです。災難なのはBTSで、BTSファンのガラの悪さ、面倒くささを改めて日韓のネットユーザーに晒す結果となりました。BTSファンは韓国国内でも、兵役で入隊するメンバーの見送りに押しかけるなど、社会問題を引き起こしていますから」
ネット利用者の大半はBTSメンバーも韓流アイドルも似たような顔に見えるし、誰が前列か後列かもわからないだろうが…。