「YOASOBI」のボーカルとしても活躍する大学生シンガーソングライター・幾多りらが3月8日に、初のオリジナルアルバムをリリース。中学・高校時代を過ごし、路上ライブをしていた吉祥寺の街並みを歌った、その名もズバリ「吉祥寺」のほか、ドラマやCMタイアップ曲など聴き覚えのある楽曲が揃う。
幾多は3月7日の「めざましテレビ」(フジテレビ系)にインタビュー録画で出演。大学ではパソコンによる作曲(デスクトップミュージック、DTM)を専攻していたと明かし、インタビュー映像放映後には今後の目標として「英語の勉強を続ける」と語っていたと、インタビュアーの軽部真一アナが付け加えた。
「幾多はシカゴ生まれの帰国子女で、SNS上では卒論に取り組む様子、芸術学部の卒業が確定したことを明かしています。卒論提出後はこれまで以上にNHKなど歌番組への出演が増え、今夏はライブが目白押しです」(音楽関係者)
ここで注目すべきは、軽部アナも触れていた「英語の勉強」だ。
「帰国子女のシンガソングライターとして思い浮かぶのは宇多田ヒカルですが、全米デビューが成功したとは言い難い。それでも同じ帰国子女でネイティブスピーカーの幾多が大学卒業を機に、全米デビューに挑戦する可能性があります。日本国内でも松任谷由実が再度、脚光を浴びていますが、今年のグラミー賞で日本のシティポップに影響されたハリー・スタイルズが最優秀アルバム賞を、作曲家・編曲家の宅見将典が最優秀グローバル音楽アルバム賞を、それぞれ受賞した。日本のポップスは世界的に再評価されており、YOASOBIでもソロでも90年代ポップスを現代風の楽曲に仕上げる幾多の方が、宇多田より全米のミュージックシーンには合っているかもしれません」(前出・音楽関係者)
英語の勉強の成果はどう出るか。