7月5日の平均視聴率が25.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。放送開始以来、高視聴率をキープするNHK朝ドラの「花子とアン」。好調な数字をキープする舞台裏では、吉高由里子(26)と仲間由紀恵(34)の丁々発止にスタッフは肝を冷やしているというが‥‥。
「ふだんはものおじすることがない吉高ですが、社会現象にもなった『あまちゃん』、全話の平均視聴率が22.4%(関東地区)を超えた『ごちそうさん』と世間的にも大きな注目を集めた2作のあとだっただけに、今回は大きなプレッシャーを感じていた様子でした。そのため、クランクイン直後は口数も少なく、おとなしかった」(所属事務所関係者)
しかし、吉高の心配をよそに「花子とアン」は放送開始以来、15週連続で週間平均視聴率が21%を超えるなど快進撃を続けている。番組が上昇気流に乗るにつれて、吉高も持ち前の“天然キャラ”の本性を表し、共演者やスタッフを驚愕させているという。
NHK関係者が彼女の不可思議な言動を明かす。
「つい最近も吉高演じる安東はなが印刷会社の御曹子と結婚式をあげる場面の撮影直前に、相手役の鈴木亮平(31)に向かって、突然『ところで亮平さんは、宇宙人いると思いますか?』と質問をして、困惑させていました‥‥」
また、共演するお笑い芸人のカンニング竹山隆範(43)をタジタジにする甘えっぷりも目撃されている。
「撮影の合間に竹山が椅子に座って一息ついていたところ、背後から吉高が小走りで駆け寄ってきて、『よっこいしょ』と竹山の膝の上に乗ってきたんです。まったく予期せぬ事態に竹山は真顔になり、『何だよ。お前‥‥』と返したところ、吉高は『そんなマジに返されたら、逆に私が困るんですけど~。ヒャハハハァ~』と小悪魔的な笑顔を振りまいていました」(前出・NHK関係者)
番組の放送開始直後は、仲間由紀恵との不仲説がささやかれていたが、意外な共通点から雪解け。
「2人ともお酒が好きなことから意気投合。先日も撮影現場で沖縄出身の仲間さんが共演者やスタッフに、ソーキそばを差し入れしてくれたのですが、これに感激した吉高は自身のツイッターに写真をアップしていましたね」(前出・所属事務所関係者)
撮影現場では仲間のことを姉のように慕う吉高だが、大好きなアルコールが入ると周囲を冷や冷やさせることもあるようだ‥‥。
「仲間さんは一人でワインボトル1本を空けても、ほとんど顔色も変わらず、乱れることがありません。一方で、吉高さんはビールをイッキ飲みしたあとは決まってハイボールを注文。もうその頃から会話が怪しくなり、さらに気分をよくした吉高さんは、下ネタを連発するんです」(飲み会に参加した番組スタッフ)
泥酔した吉高が、現場を緊迫させる事態を引き起こすことも日常茶飯事。先日、吉高の交際相手と噂されるロックバンド・RADWIMPSのボーカル&ギターの野田洋二郎との復縁報道があった直後にはこんなこともあった。
「『この間も私、デートしていたところを週刊誌に撮られちゃったんですよ~。事務所には気をつけるようにって言われているんですけどね~。ヒャハハハァ~』と脳天気に語り始めた吉高は、さらに仲間に向かって『(仲間が演じる)蓮子のような壮絶な恋愛したことある? 私は重たい恋愛はできないな~。それにしても週刊誌とかに撮られないよね? どうして?? もしかして彼氏、いないの? ヒャハハハァ~』とタメ口で先輩女優に絡んでいったんです」(前出・NHK関係者)
その後も吉高は悪びれる様子もなく、「オイっ、聞いているのか? 最近ヤッてんのか? どうなんだ?」とオヤジばりに仲間に絡み続けたという。
「開けっ広げに何でも話す吉高に対して、仲間は恋愛を含めてプライベートがベールに包まれている。お酒の席でも自身の恋愛について本人が語ることもないため、周りにいたスタッフは冷や汗ものでしたよ。その場には共演者やスタッフがいたので、さすがに仲間さんが不機嫌になることはありませんでしたが、明らかに表情は曇っていました。後日行われた撮影で吉高は仲間に『昨日はすみませんでした』と頭を下げていましたね」(前出・NHK関係者)
激動の人生模様を描いた「花子とアン」のストーリーもいよいよ後半戦へと突入。吉高の出演者・スタッフへの“カラミ酒”が続くかぎり視聴率も安泰のようだ。