EXITりんたろー。が3月22日の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で「ベストジーニスト賞」にまつわる裏話を明かした。
この日の企画は「相方がカッコよすぎて困ってます! イケメン芸人集団人生相談」。りんたろー。は以前、相方の兼近大樹が「ベストジーニスト賞」にノミネートされたことに触れ、兼近はそもそもファッションに興味がなく「デニムも全然持ってない」と暴露。一方で自身はビンテージ物も収集するデニム好きであることを主張すると、
「それが悔しくて、お笑いで消化しようと思って、いろんなところで『コイツ、1本もデニム持ってないですよ。持っているのは僕ですよ』って言ってたんです」
こうした「活動」が、なんとも意外な結果を招くことになる。「ベストジーニスト賞」の主催者側から、直々に連絡があったというのだ。そこで「穿いている人じゃなくて、穿かせたい人にあげているんです」と受賞基準を伝えられたのである。
「そういうシステムだったんですか。あれ、と思って。うるせえから黙ってろ、ってことだと思うんですけど…」
実に残念な心境を明かしたりんたろー。だが、わざわざ主催者側が説明の連絡をしてきた理由について、エンタメ誌ライターはこう語る。
「21年9月に放送された『EXITのオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)でも、兼近が『ベストジーニスト賞』にノミネートされたことに『えせデニム野郎』などと不満をぶつけていました。そんな発言が耳に入り、たまらず連絡したのでしょう」
ジュエリーやメガネなど、似たような賞でも普段、そんなイメージのないタレントが受賞することは珍しくない。主催者側としては、りんたろー。がブチまけたような不満は迷惑でしかなかったのかもしれない。
(鈴木十朗)