「那須どうぶつ王国」(栃木県)が、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に対して厳重抗議──。
そんな騒動のきっかけは、3月24日放送の、園内からの生中継だった。オードリーの春日俊彰が、ペンギンのエサやりに挑戦した際、スタジオのMC加藤浩次から「足元、気をつけろ!」といったフリから、春日は3度にわたり池に落ちたのだ。
那須どうぶつ王国はツイッターで、こうした中継内容は「事前打ち合わせに無かった」として、日本テレビに抗議したと明かした。
日本テレビは公式サイトに謝罪文を掲載。3月27日の番組冒頭で加藤が「MCとして配慮が全く足りなかった」と反省の弁を述べたのだが、「スッキリ」ではつい先日も、物議を醸すシーンがあったばかりだ。
それは3月10日、武田真治が出演した際のことだ。テレビウォッチャーが振り返る。
「加藤が武田の服を無理やり脱がせ、武田も加藤の服を脱がせようとするドタバタ劇が展開されました。これにSNS上では 『めちゃイケみたいで面白い』と、かつて2人が共演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のノリを懐かしむ声があった一方、『情報番組で悪ふざけが過ぎる』『不快』という批判も多数上がったんです」
「スッキリ」は3月いっぱいで終了するが、
「その発表の際、加藤は『俺、何言うかわからない』などと発言している。まさにそれを有言実行しているものの、ヤリ過ぎ感は否めません」(テレビ誌記者)
17年間にわたって番組を引っ張ってきた評価がゼロにならなければいいが。
(鈴木十朗)