「ウチの奥さんなんか『美人女優』と書かれたことがなかったんで、よく怒ってましたよ」
元妻・大竹しのぶについて、3月25日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)でそう語ったのは、明石家さんまである。
リスナーからのメールで、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で優勝した侍ジャパンの美人妻の話題を振られると、さんまはサッカー選手やお笑い芸人に美人妻は多いと言いつつ、大竹の言動を暴露。
「『演技派女優』って書かれる。『また美人じゃない』って週刊誌を投げ捨てたことがありますよ、マジで。『美人女優』って書かれたいんですって」
さんまの分析によれば、美人女優は「演技派女優」と書かれたい。演技派女優と言われる人は「美人女優」と書かれたい傾向があり、大竹は悪口が書いてある記事内容よりも「演技派女優」というタイトルに怒っていたというのだ。映画ライターが言う。
「大御所女優の大竹は、憑依型の演技が自身の色になっている。そのため業界内ではかねてから、ドラマ向きではない、との見方がありました。が、今となっては、その憑依型が舞台演技に生かされています。演技のインパクトの強さから、どうしても『演技派女優』となってしまうのでしょう」
「隣の芝生は青く見える」状態なのかもしれない。
(鈴木十朗)