明石家さんまが9月2日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS放送)で、娘のIMALUをベタ褒めした。これは、IMALUが「明石家さんまの資産は推定100億円でIMALUがすべて相続する」というネットの噂について「エゴサーチTV」(AbemaTV)で、こう答えたことが発端だった。
「ウチの父親は、お笑いが好きで、ロマンチストに憧れてるから、後輩とか会社とか子供よりお笑いのほうにお金をかけると思う。あとはカッコつけなので、公表しないままどこかのチャリティに寄付するとか」
これを受けてリスナーがさんまに直接、噂の真偽をメールでたずねたのだが、さんまはIMALUのコメントについて、「うん、わが娘の読みはすばらしいね」と絶賛。続けて「今、ちょっと感心した。俺をここまでわかってくれてるのかっていう感じ」と驚いた後に、こう持論を展開したのだ。
「IMALUとかにはね、あんまり子供たちにはお金残さない方が子供たちのためになる。残すと、ロクなことにならないみたい。恵まれない人とかに、寄付するわけよ」
最後は娘の答えに合わせるように自分の遺産を「寄付する」とまで明かしてみせたのだ。芸能ライターが解説する。
「実はIMALUは『エゴサーチTV』で、自分が今のような立場にいることについて、いわゆる『親の七光り』があるかどうかについて完全否定。この少々KYな認識にネットで大炎上してしまったんです。本当なら『推定100億円』という資産の額を否定するべきでしたよ。だいたいさんまは、大竹しのぶとの結婚中のバブル期、豪邸を超高値でつかまされたほど財テクの才能がない。離婚後、大竹は元夫のさんまのことを養育費をくれないドケチとIMALUに話していたそうですからね。もし、余裕があれば払っているはずで、たっぷり稼いでいる割には、『夜のクラブ活動』やブランド品を共演者にプレゼントしまくったりと、入る金より出る金の方が多いといわれています。子供のために遺せるカネはいくらもないはずですよ」
いずれにしろ、さんまは自分にトコトン投資するタイプなのだろう。換言すればまさに「お笑いのために使う」わけで、娘の言うとおりだったのである。
(塩勢知央)