俳優の宮沢氷魚、松永大司監督が3月27日、都内で行われた映画「エゴイスト」の凱旋舞台挨拶に登壇した。
同作は同性を愛する自分を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔(鈴木亮平)と、シングルマザーの母を支える龍太(宮沢)が出会い、惹かれ合っていくストーリー。3月12日に香港で開催された「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で最優秀助演男優賞を受賞した宮沢はトロフィーを手に挨拶し、
「このトロフィーがものすごく重くて…AFAで受賞のスピーチをしていた時も、後半は(重くて)手がプルプル震えちゃった」
と振り返った。
宮沢は「女性自身」で、昨年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で夫婦を演じた黒島結菜との熱愛が報じられたばかり。
この舞台挨拶が報道後初の公の場となったことで、退場時に取材陣から「交際は順調ですか」と声をかけられたが、笑顔でスルーして会場をあとにした。芸能ライターが言う。
「無反応を装っていましたが、黒島とかなり深い関係であることは間違いないでしょう。『女性自身』では、宮沢と黒島が日曜朝に、黒島の愛犬を伴って散歩デートする様子がキャッチされています。熱愛報道では『愛犬と一緒に撮られたら交際は事実』とみるのが定石。犬は頻繁に会っていないと懐きませんからね」
「ちむどんどん」ではツイッターのハッシュタグ「♯ちむどんどん反省会」が盛り上がるなど、あれこれツッコミが入る作品だった。2人にとっては、いい出会いの場となったようである。
(鈴木十朗)