韓国の超人気グループBTSのメンバーJ-HOPEがこの4月に、いよいよ韓国の兵役義務を履行する。これで兵役に就くメンバーは、昨年12月のJINに続いて2人目となった。
BTSファンからは「なんでBTSともあろうグローバルなアーティストが兵役に行かないといけないのか」と、今も嘆き悲しむ声は多いが、韓国在住の芸能ライターいわく、
「すでに兵役を終えた韓国人男性の多くが『自分は軍に行ったんだ』という自負を持っています。なので『行かないのは不公平だ』と。そもそも昔はもっと規則がキツかった上、兵役が3年ほどに及んだことも。今は1年半や2年で終える人がおり、1日1時間は携帯電話をいじったり、好きなことをできたり、あるいは外部との連絡もゆるくなりました」
「規則が甘くなった今、兵役回避などありえない」という考え方の若者、中年男性が多いようなのだ。
ちなみに、兵役を拒否すると投獄されるというが、
「数年間、刑務所に入るのであれば、その分、軍隊に行った方がいいだろう、と話す男性もいますね」（前出・韓国在住ライター）
なお、BTSの事務所は、J-HOPEは陸軍の現役兵として入隊する予定だと公表。入所当日に公式的なイベントは行わず、現地を訪問しないようファンに呼びかけた。JINの時と同様、日本のマスコミが追いかける可能性があるというが、前出の韓国在住ライターは、
「むしろ、規則を守らないのは日本のマスコミだったりしますので…」
と渋い表情なのである。
