韓国の人気グループBTSのメンバーによる発信で、中森明菜の存在が世界中にじわじわと浸透している。
というのも、メンバーのV(愛称はテテ)が4月12日深夜、ファンとつながるプラットフォームで生ライブ配信を行ったのだが、その中で中森明菜の曲「OH NO, OH YES!」をソーシャルメディアで検索し、イントロ部分を流したからだ。
Vは「これは、ジョングク(メンバー)が教えてくれた曲なんだ」と紹介して、すぐに「今はこの曲の気分ではない」とBGMを洋楽に変更。トークを始めたのだが、これに日本のファンは大喜びだ。韓国の芸能事情に詳しいライターいわく、
「BTS の生みの親で、所属事務所のパン社長は明菜が大好きで、彼女の影響を受けて音楽の道へと進んだといわれます。明菜がいたからBTSが生まれた、と言っても過言ではありません。BTSファンはそういった意味でも、明菜に感謝しています。さらに、ジョングクも明菜が好きだと発覚したので、日本のファンはジョングクにも感謝しているようです」
ちなみに「OH NO, OH YES!」は、竹内まりやが作詞作曲しているが、本人バージョンも人気が高い。竹内はシティポップというジャンルで世界的にも有名だが、明菜も仲間入り。活動再開が待ち遠しい。