若手俳優に「異変」が起きている。
4月6日、東京・東急歌舞伎町タワー野外ステージで行われた映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-」プレミアナイト。北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、高杉真宙、吉沢亮と20代の人気俳優陣が揃ったイベントで、間宮祥太朗が無期限休養中の共演者、村上虹郎に「虹郎、元気か~!虹郎~!元気出せ!」と大声で呼び掛けた。
間宮の気遣いに他のキャストも応え、次々と「虹郎~!」の呼びかけが。微笑ましい場面は、ワイドショーでも取り上げられた。
「共演者たちのエールからも、村上がメンタルに不調をきたしていることは明らか。村上は俳優の村上淳、歌手のUAを両親にもつ二世俳優ゆえに、覚悟を決めて芸能界入りしたものの、デビュー直後からハードな絡み、ベッドシーンを要求される作品が続きました。10代の青年が、スタッフが立ち並ぶ衆人環境の中でのベッドシーン撮影を立て続けに要求されるのは、精神的に負担が大きすぎやしないか。休養前から心配の声が上がっていたのです」(芸能記者)
あの菅田将暉ですら「ラブシーンの撮影前は『隕石でも落ちて撮影中止になればいいのに』と思う」と語るほど、俳優にとって女優とのカラミは精神的にキツいのだという。
無期限の休養を決めた若手俳優は、村上だけではない。
神尾楓珠は昨年12月に出演した「劇団☆新感線」の千秋楽を最後に、予定していたドラマの降板と無期限休養を発表。仮面ライダービルド役でブレイクした犬飼貴丈も4月13日、公式サイトで体調不良を理由に、無期限休養を報告した。前出の芸能記者が嘆息する。
「神尾も犬飼も年齢の割に、ベッドシーンが異様に多い若手俳優です。特に神尾は『国宝級イケメン』と持てはやされたのとは裏腹に、19歳で深夜ドラマ『恋のツキ』(テレビ東京系)でリアルなベッドシーンを演じたのを皮切りに、20歳の時の映画『裏アカ』で瀧内公美相手に、観客がドン引きするほどの肉欲シーンを熱演。今井翼とのボーイズラブから、親子ほど歳の離れた黒沢あすか(当時50歳)と、果ては雑誌の撮影にまでキスやカラミを求められた。映画のストーリーや演出と関係のないベッドシーンが多すぎる、との声もあります。神尾も休養前に『23歳でこんなにベッドシーンやキスシーンを演じた俳優はいない』と自虐的に語っている。神尾の父親は無期限休養の理由を尋ねた『週刊文春』の取材に『何があったかなんて、言えるわけがない』と意味深な言葉を残しています」
若手俳優を次々と追い込む濃厚なラブシーンの「罪」は、誰がつぐなうのか。