5月公開の新作映画「流浪の月」で、赤裸々な原作を凌ぐ「DV性暴行される」衝撃シーンが早くも注目されている広瀬すず。
「流浪の月」を撮った李相日監督は、「フラガール」で第30回日本アカデミー賞の最優秀作品賞・監督賞・脚本賞など、数々の賞を受賞してきているが、李監督は、すずのハードシーンの他にも、過去に意外な女優を脱がせている。
現在のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で18歳役が妙にハマッていると話題の深津絵里だ。
15歳で出演したJR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」で広く知名度が上がり、その後、清純派女優として活躍していた深津が、イメージを覆す過激ベッドシーンに挑戦した「悪人」は傑作の誉れが高い。
福岡の女性殺人事件の犯人・祐一(妻夫木聡)と、男女が出会いを求めるサイトで知り合った光代(深津)は惹かれ合い、ズブズブと深い関係に落ちていくと─。
「祐一に誘われるままホテルに直行すると、シャワーも浴びずに立ったまま窒息せんばかりの勢いで濃密なディープキスを始めました。興奮した祐一は息を荒らげながら光代のコートを脱がせ、インナーの上から胸元に顔を埋める。そしてベッドに押し倒し、光代はされるがまま仰向けに。白い肌着を乱暴に脱がされ、ゴムも装着せずに寝バックで挿入されるんです」(映画ライター)
深津の衝撃的ベッドシーンはこれだけでは終わらない。警察の目を避けるように逃亡していた最中、一度は出頭を試みるも、祐一がそばからいなくなるのを恐れた光代がやめさせ、高ぶった2人はホテルに移動する。次の場面では、いきなりお互いマッパになり、男が上になり抱き合う最中で、「はぁはぁはぁ、んんっ」と、深く突かれるたびに深津の貴重なアエギ声が部屋に響き渡る。
唇を合わせながら強く華奢な体を抱きしめると、深津の透明感のある柔肌の横バストがあらわになるなど、男が果てていくまでが濃密に描かれていた。こうした場面の描写に関して映画評論家の秋本鉄次氏は、「真正面から描き、ゆっくり時間をかけて作品に落とし込んでいる印象があります」と話す。さらに深津にしても広瀬にしても、唯一、李監督の作品で最大の艶っぽいシーンにに挑んでいることを挙げ、「それだけ信頼されているのでしょう」とも 指摘する。
一部メディアでは「脱がせ屋」との異名をとる李監督。女優も脱ぐためには必然性が必要。今回の新作映画では、ベッドシーン自体が、全体のストーリーのカギを握るだけに、すず史上最大の衝撃となるのは間違いないだろう。