ダウンタウンの浜田雅功がコテコテの阪神ファンだと聞けば、疑う人は少ないだろう。だが、実はそうではなかった。浜田は熱烈な巨人ファンだったのだ。ところが、そのファンをあっさりやめることになった原因が、他ならぬ原辰徳監督の「所業」にあったのだ。(2月20日配信)
ダウンタウンの浜田雅功が2月18日に放送されたバラエティー番組「ごぶごぶ」(毎日放送)で、意外な一面を語っている。
大阪でのロケで俳優・中尾明慶と飲食店巡りをする中で、野球の話題に。オリックスファンであると明かした中尾から、どこのファンなのか質問された浜田は、こう答えたのである。
「ボクはもう、ずっと巨人ファンやったんです。でも今はどこのファンとかいうのないんですよ。個人的に『すごいねぇ』とか『うまいねぇ』とかいう感覚でしか見てない」
浜田は大阪生まれの兵庫育ちで、てっきり阪神ファンだと思っていたのか、中尾は驚いていたが、実は巨人ファンをやめた理由については、浜田自身が過去に何度か語っている。スポーツライターによれば、
「もともと浜田は、仁志敏久(現・横浜DeNA2軍監督)の大ファンですからね。ところが二度目の原辰徳監督体制になった06年にチーム構想から外れ、DeNAへ移籍した。これで巨人ファンをやめたそうです。浜田はたいへんな入れ込みようで、MCを務める『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に、仁志が侍ジャパンU-12監督として出演し、初対面を果たした際は大興奮。日本代表のサイン入りジャンパーをプレゼントされ、平伏して受け取っていたほどです。あのトレードには相当、ガッカリしたに違いありません」
「ジャンクSPORTS」では本人を目の前に、現役時代の守備を大絶賛した上で、「あれに何度(チームが)助けられたことか、わかってないのかなと思って」と語っていた浜田。当時、構想から外した原監督への恨み節ともとれるが、これに激しく同調する巨人ファンは多くいることだろう。