自身のYouTubeチャンネルでは時折、好々爺然とした雰囲気を漂わせ、すっかり丸くなってしまった感のある落合博満氏。しかし、さすがに野球を解説させると、他の凡百のそれとは切れ味が違った。特にWBCでは1次ラウンド終了直後に決勝ラウンドを予想したのだが、その「オレ流先見の明」に唸らされた人は多かったのではないか。(3月16日配信)
野球解説者の落合博満氏が自身のYouTubeチャンネル〈【公式】落合博満氏のオレ流チャンネル〉で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)侍ジャパンを論評した。「投手編」として、トップ通過した1次リーグを振り返った落合氏は、佐々木朗希と山本由伸について、
「このままペナントレースの開幕を迎えてもいいような状態ではあるんだと思う」
とした上で、大谷翔平とダルビッシュ有の仕上がりに関しても、
「こんなものではない」
と大きな期待を寄せた。さらにスタッフから、良かった中継ぎ投手を聞かれると、
「悪いピッチャーはいなかったね。第2先発と言われるピッチャーは、3試合やったとして、1人余るわけだから、どこでどういう使い方するかっていうのはベンチワークでしょ」
3月16日のイタリアとの準々決勝に勝利すれば、日本代表はアメリカで準決勝、決勝を戦うことに。つまり、順調にいって落合氏の言う、残り3試合となる。ただし、
「ピッチャーが崩壊したら、日本は負けますよ。そのくらいの覚悟を持ってやってるはずだから、ピッチャー次第ですよ」
そう断言した落合氏だが、結果はどうなるか。
(所ひで/ユーチューブライター)