社会

憧れの地の「とんでもない就職・生活事情」沖縄に移住した女性を待ち受けていた「悲惨な現実とカネ」

 コロナ禍によって田舎移住するYouTuberなど、地方移住に関心を持つ人が増えている。様々な組織や団体が地方移住人気ランキングを発表しており、総合的に判断すると千葉、福岡、長野が人気のようだ。それらに続き、比較的上位にランクインしているのが沖縄県である。

 県外から沖縄に移住する人には、ホテルやダイビングショップが人気のある就職先だというが、

「実際はそんなに簡単なものではなかった」

 と嘆くのは、沖縄に移住し、悲惨な現実を目の当たりにした女性だ。

「沖縄移住に憧れて那覇市内のホテルに就職したのですが、その後すぐにコロナ禍がやって来たんです。東京に帰ることも考えましたが、コロナ禍の間はすぐに就職先が見つからないと判断し、しばらく沖縄に残ることになりました」

 だが、沖縄でもそう簡単に次の就職先が見つかるわけではなかった。やがて貯金も底をつき、すぐに稼げるということで女性が選んだのは、那覇から少し離れた街にある、性サービスを提供する夜の店だった。

 そこには彼女と同じように県外から那覇に移住し、コロナ禍で職を失った女性が大勢、働いていた。皆、那覇では顔が割れているため、県内でも地方の店を選んだという。女性はその店で1年ほど働き、少しは貯金することができたが、様々な事情を抱えて辞めるキャストを見てきたという。

「思うように稼げなくて店を飛んだ子は、裏オプがある法律違反のリフレ店に移籍したようです。また、軍人と付き合って妊娠して、結婚した子も。ところがその後、旦那が事件を起こして逮捕されてしまい、そのせいで彼女も借金を抱えることになりました。国際結婚なので離婚手続きが難しく、それが原因で病んでしまったようですね」

 平均年収は全国最下位、離職率も全国1位とされる沖縄では、一度仕事を辞めると、次の就職先を見つけるのが極めて困難だという。美しいビーチや南国の雰囲気に憧れて沖縄移住を決めたものの、離職して夜の街にしがみついても住み続ける女性達は少なくないのだろう。

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