「お前が言うな」「まず自分から話せ」──。
近藤真彦による「ジャニーズ性加害への苦言」が、ブーメランとなって直撃している。
5月30日に開かれたテレビ朝日の定例社長会見で、篠塚浩社長が言及するなど、いまだ波紋が広がり続けるジャニー喜多川氏にまつわる性的スキャンダル。近藤は先ごろ、
「本当に言いにくいんだけど、嘘はダメ。正直に全てをしっかり話さないと、世の中の人が許さないんじゃないか」
として、藤島メリー景子社長が「知らなかった」と表明したことを、猛然と批判していた。
「かつては『ジャニーズの長男』と呼ばれ、40年以上もジャニーズ事務所に在籍していた。内部事情は知り尽くしているでしょうからね」(ワイドショーデスク)
近藤なりに、外からでもいくらか責任を果たそう、との気持ちゆえの発言なのかもしれないが、それが冒頭のような、ジャニーズファンによる手厳しい攻撃を生むことになった。というのも、
「近藤にもアキレス腱がある。2020年11月に報じられた、25歳下の女性社長との5年に及ぶ乱れた関係です。この不貞スキャンダルが発覚した際、事務所の援護射撃がなかったことで、逆ギレする形で事務所を飛び出したと言われています。が、事実上のお払い箱、クビといっていい状態であり『ケジメがつけられないゲス男』などと、ジャニーズファンからはひどい言われようでしたね」(前出・ワイドショーデスク)
それが今回の苦言で、再び自らの身に降りかかったというわけである。今後も何か発言すれば、それなりのブーメランを食らうことになるのだろう。
(ケン高田)