ここ数日、情報番組や芸能メディアは、広末涼子のスキャンダルと永山絢斗の薬物逮捕一色の様相を呈している。これに、
「なぜテレビ番組ではこの問題を取り上げないのか」
と疑問を呈する政治ジャーナリストが指摘したのは、岸田文雄総理の最側近である木原誠二官房副長官の「隠し妻&隠し子」スキャンダル報道だった。「週刊文春」が報じたものだが、
「本来ならば、2人の俳優より大々的に扱われてもおかしくない大問題。ジャニーズ事務所の性暴力問題が当初、テレビでは無視された状況と同じように見える」(前出・政治ジャーナリスト)
広末や永山については、「別の闇を消すために、何か大きな組織がリークしている」という陰謀論が出ているというが、
「そうした話は沢尻エリカの薬物逮捕の時にもありましたね。あの時は『桜を見る会』のスキャンダルで安倍政権が崖っぷちに追いやられそうになったため、そのピンチを救うために沢尻が使われた、というものでした。木原氏は否定していますが、広末と木原氏の問題は基本的に同じ。なぜ取り扱いに大きな差があるのか…」(芸能記者)
永山に関しては、
「さも日頃からヤンチャだったふうに思わせる報道が出ていますが、とても繊細で礼儀正しく、誰に対しても態度を変えない人だった側面もある。薬物に手を出してしまったことは残念ですが…」(前出・芸能記者)
真実とはなんなのか、視聴者が見極める時代になっている。