スポーツ

新種牡馬の新馬戦で外せない!「この1頭」

 今週から新馬戦がスタートする。今年のダービー馬になったのが新種牡馬・サトノクラウンの仔だったように、今年産駒を出す種牡馬をマークしておくことは欠かせない。さっそく有力種牡馬を見ていくことにしよう。

 今年の新種牡馬は38頭。その中で、最も産駒数が多いのはキングカメハメハの後継種牡馬として期待されているレイデオロだ。産駒は128頭いて、馬体にボリュームがあり見栄えがいいと好評。牝系にディープインパクトと同じウインドインハーヘアの血を持っているのも人気の要因だ。

 すぐに勝てそうだと言われているのは、栗東・松下武士厩舎のショウナンハウル(牡)。21年のセレクトセールで1億9800万円(税込み)で落札された高額馬で、パワフルな走りをすると評価が高い。デビュー予定は6月25日(日)阪神5R・芝1800メートル。

 ハーツクライの後継馬として期待されているスワーヴリチャードにも注目。産駒は82頭いて、好馬体の馬が多いうえにどの馬もイメージ通りに成長しているという。早期デビュー組で評判がいいのは、美浦・萩原清厩舎のシトラール(牡)。半兄に22年大阪杯を勝ったポタジェがいる良血馬で、調教では併せた年長馬を圧倒する動きを見せている。デビュー予定は6月11日(日)東京5R・芝1800メートル。

 輸入種牡馬も粒ぞろいだが、その筆頭はGIを5勝し19年度米国年度代表馬となったブリックスアンドモルタル。産駒は107頭いて、体が柔軟でバネのある走りをすると評判だ。サンデー系牝馬との配合が多く、ダートよりも芝向きだろう。トップバッターは、栗東・須貝尚介厩舎のテラメリタ(牝)。6月3日(土)阪神5R・芝1600メートルでJRA2歳戦の一番星を狙う。叔父に重賞2勝馬シルヴァーソニックがいる良血馬で、バランスの取れた馬体をしているのが特徴。調教に騎乗したルメールも「真面目で乗りやすい。マイルの距離も大丈夫」と好感触だ。

 13年の米国GIブリダーズカップ・ジュベナイルに勝ったニューイヤーズデイにも注目。産駒は102頭いて、仕上がりの早さとスピードが魅力だ。トップバッターは安田翔伍厩舎のアンジュグルーヴ。6月4日(日)東京5R・芝1600メートル(牝馬限定)に登場する。坂路で好時計を連発しているように、仕上がりは万全。わざわざ東にやってくるのは自信があるからだろう。

(競馬ライター・兜志郎)

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