右上腕の張りのため負傷者リスト入りしていたメジャーリーグ、ツインズの前田健太が、3Aのセントポール・セインツで1カ月ぶりに復帰登板した。「内容は2イニング無安打無失点4奪三振でした」と、5月31日のインスタグラムで報告している。
前田はセインツのユニフォーム姿でグラウンドに立つ写真を公開したが、背番号はなんと「13」。自身も「背番号は初の13」と泣き顔の絵文字をつけた。
「前田はプロ入りした年は『34』で、翌08年に引退した佐々岡真司からエースナンバーの18を受け継ぐと、その後、ドジャースとツインズでも18をつけています。日本代表では20でした。13は前田とは縁もゆかりもない番号ですね」(スポーツ紙記者)
ただ、そんな初背番号13は「激レア」だとして、ファンの間では盛り上がりをみせている。
13番はホラー映画「13日の金曜日」の影響で、アメリカでは縁起の悪い番号に思えるが、
「通算696本塁打を記録したアレックス・ロドリゲスが、ヤンキース時代につけていたのが13番。その影響で13を好んで選ぶ若手選手もいます。日本でも中日の絶対的守護神だった岩瀬仁紀や、西武時代の西口文也などが13番をつけていました。復帰への第一歩として、13はもはや悪い番号ではない」(前出・スポーツ紙記者)
日本球界の現役選手では、阪神・岩崎優、DeNA・伊勢大夢、オリックス・宮城大弥、西武・高橋光成といった一流投手が13番を背負っている。
13番のマエケンもいいが、やはり18をつけてメジャーのマウンドに立つ姿を見たいものだ。