メジャーリーグ、ミネソタ・ツインズの前田健太投手が6月28日のアトランタ・ブレーブス戦に先発登板し、5回を5安打、2四球、4三振、2失点。打線の援護に恵まれず5敗目を喫したものの、好投を見せた。6月24日のデトロイト・タイガース戦では、右肘のトミー・ジョン手術後、初めてとなる678日ぶりの勝利をマーク。順調な復活ロードを歩んでいる。
そんな前田は長期8年契約が今年満了してFAになり、オフは先発投手の目玉として脚光を浴びそうだ。引き続きメジャーで戦うことが有力だが、日本の球団も複数、水面下で獲得を目指して調査を開始した。前田は現役を日本で終えたい意向を持っており、いずれは帰国することが見込まれている。
「古巣の広島は受け入れられるように、動向をチェックしています。過去にはニューヨーク・ヤンキースから黒田博樹、パドレス傘下3Aから秋山翔吾を獲得した前例がありますし、新井貴浩監督とは仲が良く、意思疎通しやすい環境にあります。ファンもマエケンに戻ってきてほしいという思いが強く、本人もそれを承知している。他にも資金力が豊富なソフトバンクや阪神が名乗りを上げるとみられ、日本に戻る場合は争奪戦になりそうです」(スポーツ紙デスク)
家族の需要も日本にありそうだ。妻の成嶋早穂はフェリス女学院大学時代から、雑誌モデルや学生リポーターとして活躍した。前出のスポーツ紙デスクは、
「成嶋は発信力があり、大手芸能プロダクション系列の事務所に所属しています。執筆しているコラムも好評で、夫が日本に戻れば仕事の幅は広がるでしょう。芸能関係者もマエケンの動きに注目していますよ」
来年はどんなユニフォームを着ているのか。マエケンから目が離せない。