ソフトバンクが昨シーズンまで6年間プレーしたWBCキューバ代表のアルフレド・デスパイネと再契約。リーグ戦再開となる今月下旬からの合流を目指している。
ロッテから2017年にソフトバンクに移籍したデスパイネは、同年に35本塁打、19年には36本塁打を記録するなど、右の長距離砲として活躍。ホークス常勝を支えたが、昨年は89試合の出場にとどまり、打率2割6分9厘、14本塁打、40打点で、オフに契約更新とはならなかった。球団関係者が言う。
「今シーズンは新たに獲得した外国人選手が軒並み不調で、現場は頭を抱えている。年齢的に下降線でも、日本の野球を知っているデスパイネにすがりたい気持ちがあるんです」
さらにもうひとつ、驚くべきプランが進行していた。
「2012年から15年までオリックス、ソフトバンクでプレーした李大浩(イ・デホ)を呼び戻そうとしているのです。昨シーズン、韓国リーグのロッテに在籍した李は142試合の出場で打率3割3分1厘、23本塁打、101打点をマークしながら、オフに現役引退を発表した。今年3月にはワールド・ベースボール・クラシックの解説で来日していました。『デスパイネが駄目なら彼を呼んだ方がいい』と、球団は本気で検討しています」(前出・球団関係者)
先日、李はイベント出席のため、福岡ペイペイドームで始球式に登場し、柳田悠岐など旧友との親交を深めたばかり。今オフ、電撃的な現役復帰があるかもしれない。